平成20年度事業報告
平成20年度収支決算報告
【収入の部】
負担金(会費) | 517,000円 |
補助金 | 6,300,000円 |
諸収入 | 599,342円 |
繰越金 | 251,132円 |
計 | 7,667,474円 |
【支出の部】
事務費 | 783,954円 | |
(旅費・交際費・消耗品費・食糧費・印刷製本費・役務費・備品購入費) | ||
事業費 | 6,461,713円 | |
(報償費・旅費・消耗品費・食糧費・印刷製本費・役務費・委託料・負担金・補助金) | ||
計 | 7,245,667円 |
【次年度繰越】
421,807円
平成20年度事業報告
友好都市提携に向けて 韓国・務安郡を訪問
友好都市提携に係る現地調査を行うため、4月23日~26日に韓国全羅南道務安郡へ調査団(6名)を派遣しました。
これは、本年2月に郡守一行が本市を行政視察された務安郡からの申出を受けて、現地を訪問したものです。現地では、郡役所あげての歓迎を受け、郡内各地を視察しました。
務安郡は、人口は約6万4千人、面積436平方キロメートルで、韓国の西南部の海岸部にあり、平野となだらかな丘陵が連なる地形となっています。全面積の4割以上を農地が占め、ゲルマニウム黄土村として有名です。リアス式海岸は、風光明媚で豊かな自然が残されています。特産物は、タマネギ、ニンニク、サツマイモ、コメ、テナガダコなど、農産物、魚介類が大部分です。
2001年に務安と仁川間に西海岸高速道路が開通、2007年11月には、務安国際空港が開港しております。また、全羅南道の道庁舎が光州市から務安郡に新築移転され、今後の発展が大いに期待されています。
同郡出身の名古屋大学留学生が本市で韓国語講座の講師をされている縁もあり、市では視察結果に基づいて、友好都市提携を検討。
韓国フェア
平成20年11月16日、北名古屋市文化勤労会館において、務安郡、韓国観光公社、大韓民国民団愛知県新西支部などの協力を得て、韓国と務安郡の生活や文化、観光、物産の紹介などを行い、約700人の入場者を集めました。
○主催
北名古屋市国際交流協会
○協力
北名古屋市・韓国全羅南道務安郡・在日本大韓民国民団愛知県新西支部・
○後援
駐名古屋大韓民国総領事館・韓国観光公社・中日新聞社・尾張中央タイムズ社
サラゴサ万博こどもたちの絵画展 万博大賞に北名古屋市の綿内百香さん
平成20年6月14日から3か月間、スペインのサラゴサ市で開催された国際博覧会に合わせて、「水のある風景」をテーマにNPO法人「ドリーム・コンプレックス」が行った「子供たちの絵画募集」で、国内外の応募作品6,471点の中から北名古屋市の綿内百香さんの作品が最高賞「サラゴサ万博大賞」に選ばれ、サラゴサ市内で他の優秀作品とともに展示されました。
この絵画募集では、市内国際交流協会が窓口となり、市内の小中学校のご協力をいただいて、268点を集め応募しましたが、大賞のほか、万博テーマ賞、特選、優秀賞などに数多く入賞しました。特選以上の入賞者(関係分・学年は応募時の平成20年1月31日現在)は次のとおりです。
○サラゴサ万博大賞
綿内百香(天神中3年)
○サラゴサ万博テーマ賞
太田裕哉(師勝南小2年)
富永和輝(西春中2年)
平松大輔(西春小2年)
○特選
澁木美邦(師勝北小1年)
安田亘希(鴨田小2年)
山内絢葉(師勝西小2年)
堀越愛紗(西春小5年)
山下弘将(師勝南小6年)
後藤樹奈(天神中1年)
鈴木祐香子(西春中1年)
伊藤佐弥香(訓原中2年)
国際理解講座の開設
平成21年2月7日と2月21の2回、ジョン・ギャスライトさんを講師に、国際理解講座 を開設しました。
子ども日本語教室の開設
日本語がほとんどわからない児童・生徒を対象に毎土曜日の午前と毎木曜日の午後に開設しました。
外国人登録によると、現在北名古屋市には、約千五百人の外国人が住んでみえますが、その中には日本語がほとんど分からない方もみえて、特に市内の小中学校ではその対応に困ってみえます。そこで、とりあえず生活に必要な日本語の読み書きを習得していただこうと、本協会がボランティアの力を借りてこども日本語教室を開設することになったものです。
韓国語講座
平成19年度に引き続き、4月から初級2講座(夜間・昼間)を開設しました。
中国語講座
10月から初級講座(夜間)を開設しました。
国際交流事業補助
市内の団体などが行う国際交流事業について、申請に基づいて審査の上、その経費の一部を予算の範囲内で補助するもので、団体等が行う国際交流事業2件に補助しました。
外国人向け「生活ガイドブック(日本語・英語・ポルトガル語併記)」の作成
日本語・英語・ポルトガル語を併記した外国人向け「生活ガイドブック」を作成しました。
「生活ガイドブック(日本語・英語・ポルトガル語併記)」のダウンロードはこちら
協会機関紙の発行
協会の活動や催事の紹介、各種講座等の案内、会員募集、市内の国際交流協会団体の紹介などを目的に会報を発行し、7月と11月の市の広報に折り込み、全戸に配布しました。
協会章(ロゴマーク)の制定
「北」をモチーフに、人と人のコミュニケーションを表現した協会章を制定しました。 地域での交流を通じて相互理解を深め、お互いを尊重することで、より良いまちづくり を目指すイメージです。
ボランティア募集
本協会やその他の団体、協会員などが行う事業や行事等で、通訳や翻訳、事業の企画や実施に力を貸していただける方を募集し、登録させていただきました。
また、在住外国人の日常生活の相談を受けたり、地域生活のルールを教えられるよう、外国人生活相談員を設置し、ホームステイを受け入れた経験のある方などに委嘱しました。
- 通訳・翻訳ボランティア 12名
- イベントボランティア 22名
- 日本語教室ボランティア 45名
- 生活相談ボランティア 1名
合計80名のボランティアを新たに登録しました。