北名古屋ファクトブックとは

ファクトブックとは

ファクトブックとは、企業や団体がメディアに対して自社や自社の製品、サービスを理解してもらうための報道基礎資料のことです。

企業の沿革や業績、トップの経歴などデータ(ファクト=事実)を中心に構成します。

広報をきちんとしている企業では制作されている資料ですが、認知度としてはまだまだ低く行政が制作することは、これまでまれでした。

事案ごとのプレスリリースでは、ニュース記事として扱われることはあっても、大きなニュースなどが入ると紹介されない場合もあります。

その点、ファクトブックは、メディアへの情報提供を市の将来像とともに、その道筋や領域なども含めて伝えることができ、メディアの都合に合わせ、取材を受けられる元データとなります。

北名古屋市のファクトブックを作ろう!

北名古屋市国際交流協会では、協会が考える10年プランのスタートに合わせ、国際交流協会と市の広報が連携してファクトブックを作成します。

今後新たなファクトが誕生すれば随時ファクトブックを更新し、幅広いメディア(既存メディア、ネットメディアなど)に常にアプローチすることで結果を出していきます。

北名古屋市のファクトブックは、「ブランドブック」の進化系︕

ブランドのコンセプトやビジョンを社内 社員 に理解・浸透させることを目的として制作・配布する小冊子のことをブランドブックといいます。

10年ほど前から、シティプロモーションの一手法として全国の自治体が発行するようになりました。

地域ブランドを、市民とともに発見しながら、対外的に発信していくというものです。

北名古屋市においては、シティ・ブランドを、これまでの資産の中から発掘すること、また、今後の取り組みなどによって作られていくもの、その両輪によって構築していく必要があります。

10年プランは、こうしたブランドづくりの取組と足並みをそろえて推進し、そのプロセスで生まれたファクトを掲載し、広報資料としていくファクトブック化するという流れが求められます。

「ブランドブック」⇔「ファクトブック」の両面を意識し、ブランドブック型のファクトブックを制作し、市のアイデンティティを確立していきます。

※北名古屋広報戦略プラン(2019年5月発行)より引用。