令和2年度事業報告・収支決算報告
令和2年度 事業報告
令和2年度事業報告
コロナ禍の1年であり、2回にわたる緊急事態宣言が発令されたなかにあったが、対面の交流事業は、見合わせたが、オンライン会議ツール(ZOOM等)でのコミュニケーション手法を導入するなど当初計画した21事業のうち16事業を実施した。
国際交流の場づくり
国際フェア
国際交流の場として、「第9回とらいあんぐるフェスタ」などイベントに出展し、 国際交流コーナーを設置し、国際理解を深めた。
国際交流の担い手となる人づくり
社会人日本語教室
外国籍市民を対象に日本社会での適応能力を向上させ、日本語の基礎能力をつけるため開講した。
子ども日本語教室
市内公立小中学校に通う外国籍市民の子女を対象に日本語の学習支援と日常生活に必要な日本語を習得させるために開講した。
外国語講座
一般市民を対象に、韓国語1コース、英会話2コースの2か国語3コースを開講した。
ボランティア研修プログラム
協会登録ボランティアのスキルアップとネットワーク構築のため、研修会や交流会を開催した。
ボランティア登録者数
通訳翻訳、イベント、日本語教室、生活相談、運営企画会議など登録者数209名。
国際交流を活用した地域づくり
SDGs(持続可能な開発目標)プログラム
SDGs(持続可能な開発目標)は、2030年までに達成をめざす、貧困や気候変動など地球社会の課題解決に向けた国際社会の共通目標で、2015年に国連で採択された。SDGs活動を地域づくりにつなぐため、地域でのSDGsへの取り組みを啓発・普及するキャンペーンを実施した。
国際理解プログラム
一般市民を対象に、国際理解を深めるため、《世界を識るシリーズ》として、講演会「高度な自治の形骸化~香港情勢を憂える」を対面式とオンラインの2形式で、実施した。
国際交流を活用した広報拠点づくり
広報戦略事業(北名古屋方式)の拠点づくり
北名古屋広報戦略プラン(外国人向け)を実現していく担い手は市民である。《市民が主役》となる広報の拠点づくりのプラットホームを協会に整備した。広報戦略プランを実行する推進母体として、市民参加による委員会を立ち上げ、外国人や外国籍市民による広報市民ネットワークの構築をめざした。
北名古屋広報戦略プロジェクト(北名古屋方式)
ウェブサイトに、《ファクトブック(北名古屋方式)》を整備し、「地域のこし、地域づくり、地域みがき、地域じまん」を発信した。ファクトブックは、協会の活動や催事の紹介、各種講座の案内、会員募集など、ホームページとしても活用した。
外国語支援プログラム
外国人や外国籍市民が来訪する市役所でのコミュニケーションを円滑に進めるため、案内窓口などに74か国語通訳翻訳機能機器ポケト―クを配置し、外国語支援した。
外国人生活情報サービス
地域で暮らす外国人や外国籍市民が文化・習慣・言語などの違いから抱えている問題をともに考え、問題解決に導くために支援した。外国人や外国籍市民を一般市民とする生活情報サービスを提供する体制の構築をめざした。
会報発行
7月、11月、4月に「北名古屋市民タイムズ」を通じて、全世帯に届けた。
フェイスブック
フェイスブック(facebook)を積極的に活用して、協会活動をタイムリーに広報PRするとともに、幅広い交流ネットワークの構築をめざした。
ホームページの更新
協会の活動や催事の紹介、各種講座の案内、会員募集など、ホームページを更新した。外国語版は、協会登録ボランティアが作成した。
令和2年度 収支決算報告
【収入の部】
負担金(会費等) | 501,000円 |
補助金・助成金 | 8,870,000円 |
諸収入 | 916,114円 |
繰越金 | 363,637円 |
計 | 10,650,751円 |
【支出の部】
事務費 | 7,721,338円 |
(報償費・職員手当等・共済費・賃金・旅費・交際費・需用費・備品購入費等) | |
事業費 | 2,188,711円 |
(報償費・旅費・需用費・役務費・委託料・負担金補助金等) | |
予備費 | 0円 |
計 | 9,910,049円 |
詳しくは協会までお問い合わせください。