中学生国際交流プログラムに参加して
毎年夏に北名古屋市と友好都市務安郡との中学生を相互派遣する国際交流プログラムがあります。私は、今年、協会から引率者の一人として参加させていただきました。このプログラムは、今年で5年目になりますが、これまでの北名古屋市の単独主催から、北名古屋市国際交流協会が加わり、共同主催で実施することになりました。これは、市民が主役となる友好交流の第一歩に なっていくものと思います。
今年は、夏休みに務安郡の中学生12人を北名古屋市に受け入れ、北名古屋市の中学生11人を務安郡に派遣しました。研修やホームステイの体験等など盛り沢山のプログラムでした。北名古屋市では、参加希望の中学生を公募して、実施しています。事前研修も2回、韓国について、務安郡の状況、韓国語の勉強等しました。中学生達には外国語でプレゼンテーションを初めて体験する機会にもなりました。小さい声しか出せなかったのが、短時間で、大きな声で人に聞かせるように変わっていく姿に驚きました。務安郡では、韓国伝統家屋での宿泊を経験しました。初めてのことで戸惑うことが、沢山でした。
国が違えばおもてなし方法も違います。しかし、その暖かい心を思えば理解できます。中学生達は、言葉があまり通じなくても自然にふれあう事ができ、良い出会い、良い思い出、良い経験ができたと思います。この友好の輪をつないでいって欲しいと願っています。今年は例年にない猛暑の中、無事にプログラムが終了したことを感謝しています。
友好提携都市交流委員会 伊藤慶子
LEAVE A REPLY