私たちの国際交流(45)を掲載しました。

国を自慢できる台湾人

 

5年前に夫婦で台湾に行こうとして、夫がイフルエンザにかかり急遽一人旅をしてきた。リベンジとばかりに3月末に夫婦で2泊3日、台北に出かけた。

2日目の午後だけ観光を予定していて、集団行動のできない私たちは割と安価なガイド付きタクシーをネットで予約しておいた。ガイド兼ドライバーのスーさんは日本語がとても上手。10年前までソニーで仕事をしていたという同年代のドライバーさんだった。

観光地を往復する間、スーさんは運転しながら台湾の経済やITの驚くべき発展について、原子力発電を来年度には終了させることなどひたすら話す。台湾がいかにすばらしいかをさらりと自慢。コロナ禍でも台湾は発展し経済状態も好転。対する日本は…。悲しいかな意気揚々としているのは台湾人の方だ。

スーさん自慢のIT王国の台湾。出国審査も自動化されていた。それなのに、私は顔認証のところで3回も弾かれてしまった。結局、有人チェックに行けと言われてしまった。パスポートの顔と私の顔そんなに違った???

日本での税関申告書は、台湾にいる間にネットで済ませておいた。最後の最後、荷物を持ってさあ帰ろうと税関を通る時、今度は夫の申告書QRコードが読んでもらえない。画面が暗いと表示される。どういうこと???4回目でやっと通れた。

ITやAIには弾かれてばかりだったが、旅は楽しかった。また海外に行きたいから、出入国審査が超簡単になるよう、ぜひ台湾の皆さんもっといい技術を開発してください!!!

 

岩倉市 米田 環