名古屋芸術大学の交換留学生
4月からの前期交換留学生は、イギリスから6名、スウェーデンから1名、ドイツから1名合計8名が来日。 日本の学生と一緒に勉学に励んでいます。
日常生活ではアパートで自炊をして、お昼のお弁当を作り、自転車で大学に通い、工房での作品制作に毎日励んでいます。 2ヶ月が経ち、北名古屋市の住み心地を聞いて見た所、家庭菜園や野菜作りをしている風景はとてものどかで気に入っている様子。 驚いたのは、家が急に壊され、すぐに新しい家が建つことです。
イギリスでは外壁は石造りなので、壊される事はまずありませんし、いつもの風景が変わる事はないようです。 この建物はまだ新しくて1600年代に建てられたと紹介してくれた友人の事を思い出しました。
また、日本人は騒音に対して余りにも鈍感で、交通量の多い地域はともかく、住宅街では、もう少し静かに暮らす事が出来ると良いと話していました。 イギリスでは、朝の新聞や牛乳配達の車は、30年前から電気自動車を使って、エンジン音や騒音に気を使っている点は日本も見習うべきです。
日本の魅力は、京都や奈良の風景ではなく、地域のコミュニティーや文化を継承し、「マナーを守り、心豊かな生活環境を市民の皆さんと築く事」だと改めて気づかさせられました。
名古屋芸術大学交換留学生展が、名古屋芸大アート&デザインセンターで7月2日~7日まで開催されます。ぜひご覧下さい。
(名古屋芸術大学国際交流センター長 和田 義行)
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