令和元年度 事業報告・収支決算報告
令和元年度 事業報告
国際交流の場づくり
第8回アジア太平洋フェスティバル(インドネシア・フェスティバル・イン・北名古屋)
近くて遠いアジア太平洋との交流の場として、「アジアを観て、知り、食す」をテーマに、インドネシアにスポットをあて、ナゴヤ・インドネシア文化協会と共同主催で実施した。
インドネシア民族衣装ファッションショー、バリ舞踊、ジャカルタから人気DJを招聘し、インドネシア風ディスコを再現した。県内各地からインドネシアの人達が参加し、人と文化でインドネシア感溢れる会場となった。また、草の根交流海外派遣グループによる市民報告会やヨガ体験講座など会場は盛り沢山のイベントで溢れた。
国際フェア
国際交流の場として、「ふれあいフェスタ2019」、「第8回とらいあんぐるフェスタ」などイベントに出展し、 国際交流コーナーを設置し、国際理解を深めた。
国際交流子ども芸術教室
名古屋芸大の留学生と子どもたちとの交流の場として、芸術教室を開講し、国際理解を深め、子どもたちの国際感覚を育てた。
国際交流の担い手となる人づくり
草の根交流プログラム(派遣)
北名古屋市と台湾台北市大同区、台南市との交流事業として、市民代表団を派遣し、交流を深めた。東アジアでの日本を取り巻く国際環境の理解を深め、地域づくりにつないだ。
① 派遣時期 10月13日から16日
② 派遣 17名(団長 吉田文明教育長)
③ 市民報告会 2月8日
草の根交流プログラム(受入)
台湾台北市在住する北名古屋市国際交流大使 陳世傑氏を受入れ、草の根交流市民代表団台湾派遣に関する調整を行い、《市民が主役》となる草の根の国際交流の実現に努めた。
社会人日本語教室
外国籍市民を対象に日本社会での適応能力を向上させ、日本語の基礎能力をつけるため開講した。
子ども日本語教室
市内公立小中学校に通う外国籍市民の子女を対象に日本語の学習支援と日常生活に必要な日本語を習得させるために開講した。
外国語講座
一般市民を対象に、韓国語2コース、中国語1コース、英会話3コースの3か国語6コースを開講した。
ボランティア研修プログラム
協会登録ボランティアのスキルアップとネットワーク構築のため、研修会や交流会を開催した。
ボランティア登録者数
通訳翻訳、イベント、日本語教室、生活相談、運営企画会議など登録者数199名。
国際交流を活用した地域づくり
北名古屋地域ブランドプロジェクト
北名古屋地域ブランドにつなぐ「北名古屋特産!いちじく酵母入り・飲む酢(コラーゲン入り)」や「いちじくジャム入り・いっちゃんパン」などを開発し、イメージ・キャラクターを活用して、「第8回アジア太平洋フェスティバル」、「ふれあいフェスタ2019」などで、啓発キャンペーンを実施した。
SDGs(持続可能な開発目標)プログラム
SDGs(持続可能な開発目標)は、2030年までに達成をめざす、貧困や気候変動など地球社会の課題解決に向けた国際社会の共通目標で、2015年に国連で採択された。SDGs活動を地域づくりにつなぐため、地域でのSDGsへの取り組みを啓発・普及するキャンペーンを実施した。
多文化共生社会づくりプログラム
外国籍市民とそのファミリーを対象とした交流ネットワークづくりにつなぐ「交流自治体…長野県大桑村を知ろう」を実施した。
国際理解プログラム
一般市民を対象に、国際理解を深めるため、《世界を知るシリーズ》として、講演会を実施した。
草の根交流海外派遣事業補助
草の根交流を促進し、地域の国際化につなぐため、アジア太平洋諸国等へ、北名古屋市民がグループ等で行う草の根交流海外派遣について、その経費の一部を予算の範囲内で補助した。
① 対象 3グループ(17名)
② 派遣国 韓国・米国グアム準州・ベトナム
国際交流を活用した広報拠点づくり
広報戦略事業(北名古屋方式)の拠点づくり
北名古屋広報戦略プラン(外国人向け)を実現していく担い手は市民である。《市民が主役》となる広報の拠点づくりのプラットホームを協会に整備した。広報戦略プランを実行する推進母体として、市民参加による委員会を立ち上げ、外国人や外国籍市民による広報市民ネットワークの構築をめざした。
北名古屋広報戦略プロジェクト(北名古屋方式)
ウェブサイトに、《ファクトブック(北名古屋方式)》を整備し、「地域のこし、地域づくり、地域みがき、地域じまん」を発信した。
市が制作した外国人向けPR動画のコンテンツを最大活用して、北名古屋の文化・歴史・産業・暮らしを網羅した映像(一部動画)を制作した。これにより、訴求効果の異なる映像が完成し、外国人向けの北名古屋の広報が格段に高まった。
① 「はじめまして 北名古屋です」(12分)制作 北名古屋市
② 「ともに明日へ。」(4分・1分30秒)制作 北名古屋市
外国語支援プログラム
外国人や外国籍市民が来訪する市役所でのコミュニケーションを円滑に進めるため、案内窓口などに74か国語通訳翻訳機能機器ポケト―クを配置し、外国語支援した。
外国人生活情報サービス
地域で暮らす外国人や外国籍市民が文化・習慣・言語などの違 いから抱えている問題をともに考え、問題解決に導くために支援 した。外国人や外国籍市民を一般市民とする生活情報サービスを 提供する体制の構築をめざした 。
会報発行
7月、11月、4月に「北名古屋市民タイムズ」を通じて、全世帯に届けた。
フェイスブック
フェイスブック(facebook)を積極的に活用して、協会活動をタイムリーに広報PRするとともに、幅広い交流ネットワークの構築をめざした。
ホームページの更新
協会の活動や催事の紹介、各種講座の案内、会員募集など、ホームページを更新した。外国語版は、協会登録ボランティアが作成した。
令和元年度 収支決算報告
【収入の部】
負担金(会費等) | 581,000円 |
補助金・助成金 | 12,720,000円 |
諸収入 | 2,833,067円 |
繰入金 | 143,388円 |
繰越金 | 1,432,979円 |
計 | 17,710,434円 |
【支出の部】
事務費 | 7,102,292円 |
(報償費・職員手当等・共済費・賃金・旅費・交際費・需用費・備品購入費等) | |
事業費 | 10,244,505円 |
(報償費・旅費・需用費・役務費・委託料・負担金補助金等) | |
予備費 | 0円 |
計 | 17,346,797円 |
詳しくは協会までお問い合わせください