ピアニスト石川奈々歩さんの『トークコンサート』
名古屋芸術大学アートスクエア大ホールで12月23日に北名古屋出身のピアニスト石川奈々歩さんの『トークコンサート』が行われました。会場には380人が集まりました。
ショパンの生涯を辿るプログラムは『17のポーランドの歌op.74より1・願い』から、石川さんによる曲の解説を混じえながら『バラード第1番op.23 ト短調』『4つのマズルカop.30』『スケルツォ第4番op.54ホ長調』が披露されました。他にも自身の出身校である東京藝術大学にゆかりのある作曲家の曲や現在石川さんが在籍する名古屋芸術大学大学院音楽研究科東京分室の特別客教授ヒグチアイさんのアニメ『進撃の巨人』の書き下ろし曲「悪魔の子」を演奏しました。最後にはプッチーニの『誰も寝てはならぬ』弾いて幕を閉じました。
コンサートを終えた石川さんは「大きな企画でしたのでいろいろな方のご尽力に感謝しています。自分一人の演奏会は初めての中、ショパンの人生を自分らしい表現で話そうと心がけていました。今後もし開催するなら1歳から来てもらえるコンサートをやってみたいです。私の演奏を聞いて音楽を好きになってもらえたら嬉しいです」と話していました。