平成22年度事業報告

平成22年度収支決算報告

収入の部】

負担金(会費) 512,000円
補助金・助成金 5,928,000円
諸収入 1,179,179円
繰越金 752,987円
8,372,166円

 

【支出の部】

事務費 1,189,347円
(報償費・旅費・交際費・需用費・役務費・備品購入費等)
事業費 6,308,592円
(報償費・旅費・需用費・役務費・委託料・負担金・補助金等)
予備費 0円
7,497,939円

平成22年度事業報告

国際屋台開催

市内在住の外国人と市民との交流の場として、商工祭においてアジアの国々のさまざまな食べ物や物産の販売コーナーを出店しました。

開催日時: 平成22年11月3日(祝)
場所: 健康ドーム及び福祉の杜駐車場
内容: 市内在住の外国人と市民との交流の場として、諸外国の食べ物や着付コーナー等を出店することにより、これからの社会の一つの目標である「多文化共生(国籍や民族などの異なる人々 が互いの文化的違いを認め合い対等な関係を築きながら地域社会の構成員として共に生きていくこと。)」を考え、外国人の方と市民の皆さんとのふれあいが進み、地域に新しい文化が生まれ、また、自国の文化に対する理解が深まることを期待しました。
参加者: 約10,000名

ワールドパーティ(国際交流の集い)

多文化共生社会づくりを進めるにあたり、市内における国際交流関係団体やグループ、在住在勤の外国人や留学生の方に参加を呼びかけて、国際交流の集いと題して、「ワールドパーティー」を開催しました。

ワールドパーティ

 市内における国際交流団体や協会の事業などについて理解を深め、参加者同士の情報交換を行いました。

開催日時: 平成23年2月19日(土) 午前11時30分~午後2時30分
場所: 北名古屋市文化勤労会館(小ホール)
内容: (1)協会設立から今日までの活動紹介
(2)市内の国際交流団体・グループ等の活動紹介(パネル展示)
(3)外国人による日本語、日本人による外国語のスピーチ
(4)軽食を囲んでのふれあい会
(5)アトラクション(アフリカ太鼓等)
(6)その他
対象: 本協会会員及び市内における国際交流関連団体やグループ、在住在勤の外国人や留学生の方
参加者: 約150名

上海万博絵画表彰式へ入賞者派遣

平成22年5月1日から10月31日まで、中国上海市で開催された国際博覧会に合わせて日本と上海の子どもたちの絵を会場に飾る日中友好「子どもたちのアート・国際交流展」に応募し受賞者の方たちを上海万博会場で行われた表彰式に派遣しました。

時期: 平成22年8月22日~25日
場所: 万博開催地
応募: 市内応募者:461名(点)
大賞:1点
最優秀賞:2点
優秀賞:47点
受賞者: 総合大賞:平松志織(西春小1年生)
年齢部門別大賞:細野史紋(九之坪南保育園)
:平松大輔(西春小4年生)

韓国語・中国語講座

韓国語講座については「入門コース」を設け市民の要望に応えました。

ボランティア研修

協会登録ボランティアを対象に国際理解と国際協力についての研修会を行いました。(参加者:15名)

子ども日本語教室

週に1度小学校、コミュニティセンターで開催しました。(受講者18名)

日本語教室(成人向け)

基礎的な日本語の習得と資格取得をめざす外国人のための教室をコミュニティセンターで開催しました。(受講者13名)

日本語教育ボランティア研修会

「地域における日本語教育のあり方と課題」と題して、指導方法についての研修会を開催しました。

開催日時: 平成23年1月23日(日) 午後1時30分~午後3時30分
場所: 北名古屋市役所西庁舎分館2F ボランティアルーム
内容: 地域における日本語教室の役割と課題
対象: 本協会の日本語教室ボランティア登録の方
講師: 米勢治子氏(東海日本語ネットワーク)
受講者: 16名

ボランティア研修(県)

・日本語ボランティア理解講座(受講者:8名)

・日本語ボランティアシンポジーム2010(受講者:6名)

多文化共生社会づくり講座

会員やボランティア、一般市民を対象にした専門家による講座を行いました。

第一回: 「アフリカ・ルワンダの今」と題して元青年海外協力隊員加藤悦子氏のお話。
開催日時: 平成22年7月17日(土) 午後1時30分~午後3時30分
開催場所: 文化勤労会館 研修室(2F)
内容: 青年海外協力隊員から始まるルワンダとの関わりから、ルワンダの歴史と現状、環境、暮らし、文化など、直接見聞きした事柄をお話いただきました。
講師: 加藤 悦子(かとうえつこ)氏
受講者: 22名

日本人になじみの薄いルワンダ共和国ですが、記憶にあるとすれば、1994年に世界を震撼させた「ルワンダ大虐殺」。わずか100日間でおよそ100万人の犠牲者を出した痛ましい事件。過去の悲しみを背負いながらも豊かな自然に支えられ、ささやかに生きるルワンダの今を紹介していただきました。

モニュメント
ルワンダの位置

第二回: 「コートジボワールって遠い?」と題してコートジボワール共和国出身のカク・ブル・ジョージ氏のお話。
開催日時: 平成22年9月11日(土) 午後1時30分~午後3時30分
開催場所: 文化勤労会館 研修室(2F)
内容: 53の国からなるアフリカの驚きの民族数(約3,000)についてカカオ畑で労働していた子ども時代のお話や、日本のバレンタインでチェコレートが飛ぶように売れても、カカオ農家が豊かにならない理由など、コートジボワール出身の氏ならではのをお話をしていただきました。
講師: カク・ブル・ジョージ氏
受講者: 32名
第三回: 「アフリカの天然資源に依存した私たちの生活-アフリカから世界がみえる、わかる」と題してオンウォナ アジマン スィアウ氏のお話。
開催日時: 平成22年11月27日(土) 午後1時30分~午後3時30分
開催場所: 文化勤労会館 研修室(2F)
内容: 愛知万博のガーナブースで砂漠の緑化活動についての展示活動や森の自然学校での実演解説などで活躍されていたスィアウ氏にアフリカの天然資源に依存した私たちの生活について語って頂きました。
講師: オンウォナ アジマン スィアウ氏
(ガーナ出身・名古屋大学大学院農学研究課博士課程修了)
受講者: 23名

国際交流子ども芸術教室

芸術創造活動を通して留学生と児童生徒の交流を図りました。

   ~ 留学生&芸大生と一緒にモニュメントを描く ~

モニュメント

 小学校の夏休み期間を利用して「子ども芸術教室」を開催しました。
この事業は、名古屋芸術大学に留学中の外国人の方を招き、市内に設置されたモニュメント(彫刻等) を一緒に描くことにより、子どもさんの国際感覚と都市景観としての屋外美術館の楽しさを味わってもら うものです。
この機会に、市が進めている「彫刻のあるまち」の作品に触れていただき、生活の中に美しいものを感 じる力を芽生えさせて頂く事を目的としていました。

開催日時: 平成22年7月22日(木) 午前10時~午後3時
開催場所: 名古屋芸術大学 西キャンパスデザインX棟1階共通工房
対象: 小学生
参加者: 16名

外国人生活相談

外国人がかかえている問題を一緒になって考え問題解決に導き、安心して暮らせるようサポートしました。(相談事例/電話7件・来訪11件)

ボランティア登録

協会の事業に協力していただくボランティアを募集・登録しました。(年度中登録者合計110名)

国際交流事業補助

市内で行われる国際交流事業に補助しました。
・韓国語習得事業(ハングル同好会)
・中国語習得事業(中国語勉強会)
・英語習得事業(北名古屋市商工会)
・SAV5条小学校国際理解事業(シャンティ国際ボランティア会北名古屋)

国際理解講座

国際的な感覚を養い、理解を深めるために、国際理解講座ベトナム民俗楽器『トルンの響き』を開催しました。

開催日時: 平成22年4月29日(祝・木) 午後3時~
開催場所: 文化勤労会館 (小ホール)
内容: 経済やITの急成長に世界中が注目する現代のベトナムの素顔を、 映像とトルン演奏で紹介
演奏者: トルン演奏者 小栗 久美子氏
参加者: ※72名

中学生の国際交流

友好都市務安郡との相互交流を行いました。

時期: 日本→韓国:平成22年8月16日から5日間
韓国→日本:平成22年7月19日から3日間
内容: 国際友好都市提携を結んでいる韓国務安郡との間で、ホームステイ等による日常生活の体験を通して、お互いの歴史や文化を深めるため、中学生の相互交流を行いました。
参加者: 日本→韓国:応募者の中から抽選で選ばれた12名と引率者4名の16名
韓国→日本:中学生12名と引率者4名の16 名
研修報告書: 韓国務安郡派遣研修報告書

機関紙発行

協会の活動や催事の紹介、各種講座等の案内、会員募集などを掲載した協会会報を第7号~第9号まで発行しました。(各35,200部)

ホームページの更新

協会の活動や催事の紹介、各種講座等の案内、会員募集、市内の国際交流団体紹介など、多言語対応のホームページに掲載しました。