私たちの国際交流(40)を掲載しました。
SNSで交流
私の一日はSNSで「早安(おはよう)」と呟く事から始まります。国際交流協会で主催いただいている中国語講座に通い数年、先生方にしっかり基礎をご指導いただいたお陰で基本的な会話もこなせるようになり、今ではとりわけ台湾の「布袋戲(ポテヒ)」を通じて台中韓比の友人とSNSで交流しており、親しい上海の友人に至っては訪日の際に食事に誘ってくださったり、つい先日華僑の友人も愛知迄会いに来てくれました。時には布袋戲が共通の趣味だった為に、台湾の俳優さんとSNSで会話する機会すらありました。今やAI翻訳機能もありますが、相手の言語を用いてダイレクトに気持ちを伝え交流を図るのがいかに素晴らしいかを実感する日々です。
また、協会の台湾交流派遣事業として訪れた台北市迪化街の歴史ある永樂布市場の上階を次世代の若者へ挑戦の場として開放する試みについてうかがい、古きを護り新しきを受け容れる姿勢に非常に感銘を受け、SNS然り実社会でも思い遣りをもって次世代に交流の機会を受け渡すのがいかに重要かを思わずにいられません。それを可能にするツールの一つが言語だと海外の方と接する度実感しております。そして就寝前SNSを閉じる時、遥か海の向こうの友人達を想い、コロナが収まり再び会える事を祈りながらこうつづります。
「晩安(おやすみ)、天見(また明日会いましょう)」
視野と世界を広げてくれる外国語講座、皆様も受講してみてはいかがでしょう。
熊之庄 田本 直子
注 令和4年度中国語講座は、受講者が少数のため、開講しておりません。