私たちの国際交流(37)を掲載しました。

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日本語ボランティアをはじめて

日本語ボランティアの登録をして活動し始めてもう6年位経ちますが、我ながら良くここまで続けることができたと感じています。これも国際交流協会の方や、他のボランティアの皆様、受講生の方と楽しくできている事を感謝しております。

私が日本語ボランティアをはじめたきっかけは2つあります。1つは、日本に働きに来ている外国の方が帰国する際に日本に来てよかったと思ってもらいたい事です。妹が国際結婚をしており(義弟はマレーシアの方です。)私もマレーシアへ行き、義弟の親族の結婚式に参加する等、貴重な経験ができました。そこで彼らは日本語の勉強がとても難しいと言っていました。(義弟は、来日してから日本語学校に通いながら日本語を習得していました。)また、外国人労働者の方が増えており、その人たちが少しでも日本に対して良い印象を持ってもらえるようになればと思っています。

もう一つは、仕事が落ち着いて時間が空いて何か色々な人と交流ができないかと思い始めたところに広報で募集があったのを見て「これかな」と感じました。会社と家の往復ばかりでしたので自分の考え方や視点を見直すためにも色々な人と交流するのは面白いと思いました。

日本語ボランティアに初めて参加したときは、どの様に教えていけばよいか、正しい日本語が教えられるかは非常に不安でしたが、当時のリーダーであった美越さんから色々と教えてもらいながら今も試行錯誤しています。美越さんは非常にリーダーシップがあり、皆を引っ張ってくれました。また、仕事に対しての考え方も教えてくださり、自分の今の仕事の心構えにもなっています。

日本語ボランティアをはじめてから自分の使ってきた日本語が正しいのか確認するようになりました。受講生の方は検定試験に合格したい、仕事で会話や内容を理解したい等、目的は様々です。その質問に答えられるようにする為、こちらも勉強すればするほど、日本語の奥深さを再認識しています。

今は新リーダーの清水さんと試行錯誤しながらより良い運営を作り上げています。今後も日本語ボランティアの一員として頑張ります。

鍜治ヶ一色 杉浦 渉