令和4年度事業・収支決算報告

令和4年度の重点事業

協会は多くの人と交流し世界に繋ぐ夢と希望を拡げるため、国際交流の「場づくり」、国際交流の担い手となる「人づくり」、国際交流を活用した「地域づくり」、「広報戦略拠点づくり」など、《市民が主役》となる草の根交流を推進し、北名古屋の国際交流拠点にふさわしい協会をめざしていく。

その実現のため、協会の活動は、市民参加とオープンな運営を基本に、アイデア出しから、企画運営、実施に至るまで、すべてのプロセスを市民の力を結集して取り組んでいく。特に、今年度の重点は、多文化共生社会づくりにつなぐ外国籍市民への地域日本語教育支援を積極的に推進していく。

令和4年度事業計画

国際交流の場づくり

第11回アジア太平洋フェスティバル

ウクライナにおける市民革命の長編ドキュメンタリー映画「ピアノ」と、アフガニスタンでの日本人医師、中村哲医師の人道支援活動の長編ドキュメンタリー映画「荒野に希望の灯をともす」の上映会を開催した。約560名に達する、多くの市民の皆様の参加をいただき、大変、好評であった。

国際交流子ども芸術教室

名古屋芸術大学留学生と子どもたちの国際交流の場として、芸術教室を開講した。

国際交流の担い手となる人づくり

草の根交流プログラム(派遣・受入れ)

北名古屋市と所縁のある韓国務安郡、アメリカ・グアム、台湾台北市大同区等との「市民が主役」となる草の根の国際交流の実現をめざす。東アジアでの日本を取り巻く国際環境の理解を深め、地域づくりにつないでいく。

外国語講座

一般市民を対象に、韓国語1コース、英会話1コースの2か国語を健康ドームで開講した。

国際交流を活用した地域づくり

SDGs(持続可能な開発目標)プログラム

SDGs活動を地域づくりにつなぐため、地域でのSDGsへの取り組みを啓発・普及するキャンペーンを実施した。

国際理解プログラム

一般市民を対象に、国際理解を深めるため、《世界を知るシリーズ》として、講演会「国際秩序破壊・プーチンの蛮行」を実施した。

国際交流を活用した広報戦略拠点づくり

広報戦略事業の拠点づくり

北名古屋広報戦略プラン(外国人向け)を実現していく担い手は市民である。《市民が主役》となる広報の拠点づくりのプラットホームを協会に整備する。広報戦略プランを実行する推進母体として、市民参加による委員会を立ち上げるとともに、外国人や外国籍市民による広報市民ネットワークの構築をした。

ファクトブック(北名古屋方式)の活用

ウェブサイトに開設した「ファクトブック」(北名古屋方式)を活用して、「地域のこし、地域づくり、地域みがき、地域じまん」を発信する。協会の活動や催事、各種講座等の案内、会員・ボランティア募集、市民の草の根の国際交流活動等を紹介するホームページとしても活用する。

外国語支援プログラム

外国人や外国籍市民が来訪する市役所でのコミュニケーションを円滑に進めるため、案内窓口などに74か国語通訳翻訳機能機器ポケト―クを配置し、外国語支援した。

外国人生活情報サービス

地域で暮らす外国人や外国籍市民が文化・習慣・言語などの違いから抱えている問題をともに考え、問題解決に導くために支援した。外国人や外国籍市民を一般市民とする生活情報サービスを提供する体制の構築をした。

ファクトブック(北名古屋方式)の活用

WEBサイトに「ファクトブック」(北名古屋方式)を整備し「地域のこし、地域づくり、地域みがき、地域じまん」を発信した。協会の活動や催事、各種講座の案内、会員・ボランティア募集、草の根の国際交流等紹介するホームページとして活用した。

フェイスブックの活用

ソーシャル・ネットワーキング・サービスのフェイスブック(facebook)を活用して、協会活動をタイムリーに広報PRするとともに、交流ネットワークを拡げた。

会報発行

協会の活動や催事、各種講座等の案内、会員・ボランティア募集、市民の草の根の国際交流活動等を紹介する会報をWEB上のファクトブックに、年3回程度発行した。

令和4年度 協会収支予算報告

【収入の部】

負担金(会費等)     442,000円
補助金・助成金  8,905,000円
諸収入   723,049円
繰越金  1,023,816円
11,093,865円

【支出の部】

事務費   7,851,611円
(報償費・職員手当等・共済費・賃金・旅費・交際費・需用費・備品購入費・繰出金等)
事業費   1,908,129円
(報償費・旅費・需用費・役務費・委託料・負担金補助金等)
予備費          0円
 9,759,740円

詳しくは協会までお問い合わせください。