いけ花で中国と交流

万渓寺(久地野)では、いけ花を通じ、中国山東省花卉協会と文化交流をしています。
平成7年に日中国交樹立35周年・山東省花卉協会設立25周年に住職の私が招かれて、いけ花のデモンストレーションをしましたが、これが好評で、以来いけ花を通しての交流が始まりました。
平成20年は、いけ花の指導に中国に渡りました。 平成21年春は「八代流春のいけ花展」に来日、出瓶参加され、数名が万渓寺に滞在されました。 滞在中は、市役所に長瀬市長を表敬訪問されたあと、東庁舎隣りの歴史民俗資料館を見学されました。
また、花屋さんを見学されたり、ホームセンターでの買い物など、日本の生活の一部を体験していただきました。 檀家の方々といっしょに、高遠城跡公園や駒ヶ根光前寺の桜、南木曽の花桃など日本の春を満喫され、役員方々との食事会やカラオケ等でも交流を深めました。 もちろん、真の目的である、いけ花の基礎、割留め、折留め等の技術指導も行いました。
平成21年の秋、9月26日開催の「中国大花卉展」いけ花部会にはゲストとして招かれており、出瓶、講義、実技指導の予定です。 意外と思われるでしょうが、日本のいけ花文化に深い関心があるようです。

(佐治真雄)

私たちの国際交流04

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