交流の輪を

私と国際交流協会の出会いは、韓国語講座の受講でした。当時、韓流ブームの影響でとても人気の講座でした。ハングルの学習とともに、韓国の歴史、文化、習慣も学ぶことができました。その後、協会活動に興味を持つようになり、運営企画会議ボランティアのメンバーとして、協会の運営にも参加することになりました。

昨年は、協会の補助を受けて、韓国釜山市、務安郡への「草の根交流派遣」に参加しました。釜山市では、「辛恩珠舞踊団」を訪ねて、劇団の皆さんの舞台練習を見学し、辛恩珠先生と夕食を囲み交流を深めました。また、北名古屋市の友好提携都市である務安郡では、北名古屋市での日本語教室でご指導いただいた先生方と韓国での日本語教育の現状や今後の交流などについて意見交換できました。ソウルでは「キムチ祭り」を見学し、韓国人の食文化に触れることができました。

今回の韓国訪問は、「市民グループ」として実施できました。日程調整、交流先への連絡、交通機関、宿泊等の予約もグループのメンバーの責任と分担で行いました。列車の乗り継ぎがギリギリで重いスーツケースを引きずりながら走ったり、ホテルの予約が無かったりとハプニング続きでしたが、その都度、心優しい韓国人に助けられ無事乗り切る事ができました。

政治的には、日本と韓国には、まだまだ問題が多いですが、草の根交流によって少しでも溝が埋まることを願っています。今後も協会の事業を通して、多くの国の人達と市民レベルの草の根交流の輪を拡げていきたいと思います。

徳重 大川晶子

私たちの国際交流31

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